チャップリン自伝-若き日々
2008年 03月 09日

あの「浮浪者」をとっさに思いつき 人物像を語る所が面白いんです
「つまり、この男というのは実に複雑な人間なんですね。浮浪者かと思えば紳士でもある。詩人、夢想家、そして淋しい孤独な男、それでいて、いつもロマンスと冒険ばかり求めている。自分じゃ科学者、音楽家、公爵、ポロ選手なんてふうに考えてもらいたいとねがっている。そのくせやれることというのは、せいぜい煙草のすいがら拾い、小供のあめ玉をちょろまかす、それくらいのことしかないんです。もちろん事と次第によっては、ご婦人の尻を蹴飛ばすことだってやりかねない-もっともそれは・・・・・・」
こんな調子で喋りまくっているうちに・・・
「ようし、じゃ、それでいこう!なんでもいいからやってみろ」
チャップリン誕生です☆