カポーティー


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       法によって裁かれる罪 
    法には触れないが 何時か何処かで誰かにー或いは自分自身で・・・
          裁かれるであろう罪がある様に想った  
               法には触れない罪の 計り知れない底深さ・・・

カポーティーが「冷血」と言うノンフィクション小説を書くまでの物語
カンザス州で起きた農場主一家4人殺人事件  事件に興味を持ち取材に出かけるカポーティー  
やがて犯人の2人が逮捕される  その一人ペリー・スミスに接触する機会が訪れる
ペリーの中に カポーティーが望む「金脈」が・・・
ここからは 極端に言ってしまえばー「人の弱みに付け込んで」「藁にもすがりたい」犯人に 財力にものをいわせて弁護士を雇い 死刑を引き延ばし 「友情」と言う餌をばらまいて面会を繰り返して行く  今までにないノンフィクション小説と言う物を完成させるために・・・
執筆は進んで行くが 事件当日の状況を聞かない限り小説は完成しない
痺れを切らしたカポーティーは ペリーの姉に会いに行く
子供時代の姉とぺりーの写真を渡して 「会いたがっていた」と嘘を言う
その言葉から一気に話し出すペリー・・・

私が特に心に残るのは ペリーが描いた2枚の画だった
1枚目は 初めの頃のシーンに・・・恐ろしい怒りを感じる自画像
2枚目は ペリーの死刑後 日記に挟んであったカポーティーの顔の画
私はそこに ペリーの魂の成長を見る想いがした
自分の大切な人の顔  描くことによってより一層想う為に・・・
その画のカポーティーは ペリーの心の中に何時も居たカポーティーだ

「似た様な生い立ちであっても ある日ペリーは裏口から出て 僕は表玄関から出たんだ」
友人ネルに言っていたカポーティー・・・そうだろうか?

法には触れなかったけれど・・・
ずる賢く生きる術を学び 自分が何時も人々の中心にいる事を望む目立ちたがり屋
美しい文章を生み出す才能に恵まれたカポーティーではあったけれど その後一冊の本も出していない・・・
by kate-maille | 2007-08-09 23:56 | 映画

自分の画を紹介しています・・・   気楽な個展です ・・・


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