フランツ・カフカ 「変身」

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ある朝目が覚めると 自分が寝床の中で一匹のバカでかい害虫になっていた・・・

主人公の「ザムザ」と言う名前は 当時友人の間でちょっとしたブームだった
ゲップが止らずのたうち回る友人に 「ザムザになってる・・・」と言う友人や
「今日起きたら、カラダが動かないからザムザになったかと思った」と言う具合に・・・

カフカの作品には のっけから意表をつく内容の物が多い
それでも読み進むにつれて 問題が解明するとか 大きな展開があるとかは・・・「ない」
読み終わっても・・・残る物があるとすれば 「行き着けない・届かない・伝わらない」
カフカは 死後原稿を焼却するように言い残していた為に 「作者による説明がない」
おそらく 「結末」と呼べる何らかの終息を望む者には 苛立たしさが残るかも知れない
だからこその衝撃があった・・・それまでの文学からは味わえない 不条理な感覚を覚えた

何時のことだったか・・・どの本からだったか・・・記憶にない
ノートに書き留めたカフカの言葉がある
「おそらく、根本的な罪は一つだけ・・・短気だ。短気のせいで、我々は楽園を追われた。
短気のせいで、我々は戻れない。」 
この言葉がカフカに近いのか あるいは遠いのか・・・
by kate-maille | 2007-04-23 22:29 | 詩・格言・小説

自分の画を紹介しています・・・   気楽な個展です ・・・


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